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CLAMP 「Wish」 全4
普段は作画アシスタントやマスコットキャラのみの作画を担当している、
猫井みっく(現在は猫井椿と改名)による初長期連載作品。
やはりもこなに比べてデッサン甘いし、コマ割が単純で稚拙なんだけど、
意図的に白くした画面はストーリー・テーマにマッチしていてかなり成功だったと思うし、
あのほえほえのキャラクターはもこなさんが描いたら、相当あざとかっただろうなって
気がします。

ある夜、帰宅途中の琇一郎が、カラスにつつかれているちっさい天使・琥珀を助ける。
お礼に琇一郎の願いを叶えさせてくれと申し出るが叶えて欲しい願いはないと断られ、
琥珀は琇一郎の願いが見つかるまで、彼の家の居候になる…。
んー、なんか、ものすごい迷惑な人(天使)ですね。
最終的には「ふたりでしか叶えられない願いがある」ということをテーマにした
ファンタジー恋愛マンガとなってる。

特筆したいのは、CLAMPには珍しく、計画性のない(もしくは計画の崩れた)作品ってこと。
これ、どう考えても琇一郎の活かし方に失敗してますよね…?
彼が悪魔の王のご子息である黒耀と似ているという設定は
わりとしつこく出ていたのに、全く関係なかったもんねえ。
当初からの計画で、あの最終回を予定していたとは考え難いし。
だってラストのあの男、生まれ変わりとはいえ琇一郎とはまったくの別人ですもんね。
琥珀ちゃんはあの人に仕えて幸せですか?
なので、やむにやまれず、当初予定していたストーリーを捨てたんだろうなと推測します。
してやったりの物語(決して悪口ではない)の多いCLAMPにしては、
とても珍しい、新鮮な展開になってます。
Xや合法ドラッグも休載してるけど、あれは計画性がなくて頓挫したのではなく、
出版社の意向と雑誌の廃刊が原因だからね。一応、そゆことになってる。

琥珀をいじめる悪魔の紅榴と、その使い間の瑠璃と破璃がよかったなあ。
猫井さんの描くキャラの左右非対称の髪型とか、かなりいいと思うよ。
性格的にも、単に好だからついいじめちゃうというんでなく、好きな子をいじめることで
快感を覚えるという(オイ)よく考えるとヤバい設定
が、あのさっぱりした絵だから
アリっていう微妙なバランスなのよね。
で、瑠璃と破璃も、紅榴様大好きなのに紅榴が琥珀のこと好きでも
全然かまわんという、かなりMな人たち…。
うーんけっこう大人向けだわ。

↑以上は超考えなくていいことです。最高に最低な読み方です。

CLAMP全作品中もっともキャラの描き分けができてない作品。3.5点!
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by nanako_6150 | 2006-12-31 14:57
CLAMP 「CLOVER」 1~4
今はなき少女マンガ誌「Amie(アミ)」にて連載された作品。
休刊となってしまったため完結してない。

極細の線と、機械+ゴシックなファッションと建築。
余白の多い不規則なコマ割と小タイトルの多用。

などなど、画期的な手法が作画の面で多様に見られた、かな。
今までなかったことではないんだと思うけど、特に小タイトルの多用に関しては、
単行本になったときに連載の切れ目を意識させないようにするには
すごくよい手法よね。もちろん展開切り替えがせわしなくなるから
読者つきはなし気味になる感はいなめなけど。この作品にはよく合ってると思う。

で、ストーリーですが、これ、大枠でとらえるとレイアースに似すぎじゃないかと…。
以下超ネタバレ。
よく分からん任務を与えられて目的も理解せず(もしくは誤解して)到達点を目指し、
任務の達成とともに悲しい事実を知りることになる。
あの、エメロード姫が実はああだったというのと、似てるよねえ。
CLOVERの和彦とスウもまさにそんなんなんですよ。
で結局本人は「願いをかなえてくれてありがとう」的に散っていって
残された人は茫然自失…。いやあ、救われねえ。

まあ、そんなのは大人の穿った読み方ですね!!だめねホント。
分かってるよ。この作品について語るところは別にちゃんとあるよね。
たぶん「幸せになりたいと願うことは好きな人の幸せを願うこと」とかを
織葉の章では言いたいんだと思うし、「人に受け入れられたいのであれば
自分を受け入れなくてはいけない」ということを藍の章ではテーマにしてると思う。
ということで魔法=孤独・閉鎖の、ファンタジーにしては無機質な世界観の中で、逆に
人とのつながりを浮き彫りにしようという試みなのかなと推測します。

とかなんとか分かったよーなことを書いたけどねッ、ほんとの要点はもう
全然違うところに見出してるからわたし!もっと単純なポイントだから!
藍ちゃんがかわいーんだよォーーー!
黒髪ッ!うざ髪ッ!細身ッ!(ちゃんと肩幅はあり)。物腰やわらか知性的!
銀月よりも早く老人になり間違いなく早く寿命を迎えてしまうというのが
…ああ、切ないなあ。


はい、以上。CLAMP全作品中もっとも丸ペン消費率が高そうな作品!3.5点!
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by nanako_6150 | 2006-12-12 12:55 |       か行 22件
CLAMP 「魔法騎士レイアース1・2」 各全3
ファンタジーに、タブーってあると思うんだよ。
暗黙の了解っていうか。そこつっこむなよ、ってところ。
つまり、その世界独特の言葉があるのに、技の名前は「ファイヤー・ボール」だったり。
「なんで英語だよ」ってつっこんだらいけないんだよ。
な・の・に。
この魔法騎士レイアースでは作中で登場人物自らがつっこんでますけどォォー!
「なぜ『マジックナイト』だけが英語なのでしょう」って。
それを読んだとき私は、そんな…風ちゃん…フィクションの設定になんくせつけるなんて、
と思ったとさ。あのタブーを世界構築のヒントとしてわざわざ登場させるとは、
大川さんそりゃあ強引っす!屁理屈っぽく聞こえるっす!

とまあ、作品紹介もせず、どつっこみから入りましたが、
これがこの作品の一番の特徴に見えるんだよ。
アニメで広く知られたレイアースのイメージってのは、えらく目がでかくスタイルが
よろしい少女たちが異世界で魔法と魔神(マシン・笑)を駆使して戦うという
ポップなものだと思う。で、1部の終わりはちょいヘビー、みたいな。
でもでも、これはそんなにポップじゃない。ファンタジーとして歪だと思うんだよ。
ファンタジーって異世界の設定をルールとして守っていくものでしょう?
ひとつのマルを書いて、その中で絵を描かなきゃいけないというか。
それをいつのまにかはみだしまくっちゃった!みたいな。破綻いっぱい!
でも実はその外にもちゃんとマル書いてるから大丈夫ー、って大川さんが言ってる気がした。


あ、イーグルさあ、かっこいーよね。銀髪ってずるいよ。そしてオートザムマント
似合うこと似合うこと。もこなさんは本当にコスチュームセンス抜群だと思う。
特に『CLOVER』なんかでも顕著だけど機械系ファッションが。

そういや2部の最後にランティスが「お前の国では愛を告白するときなんという?」
と聞いたらヒカルが「『結婚してください』かなぁ」と答えるけど、
飛躍しすぎててウケた。

ほんと本線に触れなすぎな感想だけど、自分にとって大事なことはほとんど書いたな。
CLAMP全作品中もっとも目のキワが鋭い作品。3.5点!
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by nanako_6150 | 2006-11-21 02:34 |       か行 22件
CLAMP 「東京BABYLON」 全7
「あなたは東京が『嫌い』ですか?」
この、しっくりこないのにこれしかない、というコピーがバビロンそのものという気がする。

陰陽道の皇(すめらぎ)一門当主・昴流と双子の姉・北都、獣医であり実は皇家と敵対する
暗殺集団の一員、星史郎の3人が大都市東京の魔を祓っていく。

かなりオカルティックな設定だけど、実は社会派作品で、上記の魔というのは
人間誰しもが持つ心の闇のことなのよ。世紀末的ムードがムンムン
CLAMPの社会派作品というと最近の「×××HOLIC」があるけど、
「バビロン」が世紀末的と感じるのは主人公昴流が向き合う事件はもちろんのこと、
彼自身の周辺の暗闇が濃いのよねえ。
「HOLIC」の主人公の四月一日(わたぬき)は霊が見えることを
なんだかんだ有効活用してるし学校生活もそれなりに楽しんでいる。
彼を使う侑子が最強の導師だから。
が、昴流はどんどんどんヅマリへ…。
事件の被害者や加害者にすぐ同調しちゃうし。
せっかく北都ちゃんが引き戻してあげるのに、危ない星史郎に傾倒していくし…。
むきー!!星史郎めー!どSッ、退散ッ!マジで目があぶないんだよー!

乱れたけど、とにかく星ちゃんは二面性が最高です。

そんなわけで、救うようなやさしい言葉を吐く彼のせいで昴流どんヅマリ倍加
最終的になにかが破滅しないとアベレージに戻れなくなるような
闇の道行きを、私は『世紀末的』と感じたわけです。この言葉はそろそろ死語ね。


CLAMP全作品中もっとも主人公が不憫な作品!!4点!

皇昴流の魅力
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by nanako_6150 | 2006-10-23 22:19 |       か行 22件
CLAMP 「20面相にお願い!!」 全2
小学生と幼稚園児の恋を描いた謎多きCALMPファンタジー。

自分の息子に盗みを働かせる2人の母親。
一体何の仕事をしているのか分からない家出親父。
担任教師と付き合っている小学1年生。
な、なんてスキャンダラスな設定なの!?これって昼ドラ!?
…とかって冷静になったらダメなんですよ。そこんとこはファンタジーだから
さらーっと流さないとね。

主人公の玲くんが盗みの途中にたまたま忍び込んだお屋敷のベランダで、
住人の大川詠心と出会う。失恋の傷を癒してくれた玲くんに惚れた詠心は
「次の星はあなたにするわ」と勝手に宣言。
その後毎週金曜の夜の逢瀬を重ねることとなる。
…花金ですね

聖伝と被って連載していた作品だけど、テイストはまったく違うね。
ストーリーに関してもそうだけど、絵柄もきちんと作品毎に変えてるのが
すごいなあと思う。
「20面相」は「聖伝」に比べてトーンが単純で画面白めだから見やすい。
カラーに関しては発色の良いインクで、やはりファンタジー意識。
特筆はCLAMP初期メンバーの聖りいざが大人の男の作画を担当してること。
うふふ…、下手ですね。でも2巻ではもうもこなが描いてる。何があったんだろう。

詠心のお姉さん誠心の恋愛観はおませとかゆうレベルじゃない、達観。
「恋愛なんて結局いつも『一方通行』でしかありませんもの」とか
「『女の子』は『女の子』であるだけで『凄い』んですもの」とか。
(ほんとにCLAMPは『』が多いね)
「聖伝」でもそうだし、後の「すきだからすき」なんかもろだけど、女の子が恋愛観を
語る場面が多い。これはそのまま大川さんの恋愛観なのでしょうね。

しかし、やっぱり息子に盗みをさせるのは…、「欲しいんですのー!!」て…。
7歳で25歳と付き合うのは…。一体どこでデートするの!?
結局気になってしまうのでした。 

CLAMP全作品中もっとも常識の通用しない作品。4点!!てけっこう好きなんじゃん。
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by nanako_6150 | 2006-10-18 18:59
CLAMP 「聖伝~RG VEDA~」 全10
でたでたCLAMP。
ご存知の通り女性4人組の漫画家集団。06年現在でもうデビュー17年?
いつまでウケ続けるんだ、すごいなあ。

この聖伝は商業誌デビュー作品ですな。
古代インドの神話世界をベースとしたCLAMP節満載の壮大な冒険物語。
初期CLAMPのキーワード「約束」「運命」「犠牲」が得盛り!

作画のもこなは美大出身者だけあって、最初から人物以外の背景やら武器やら
やたらうまい。同人期間長かったとはいえ、架空の世界観をこのクオリティーで
描ききる新人とかやばやばですよ。脅威。
まあ序盤のキャラの服装を見ると、布を過剰に巻くことでなんとかしようとしているように
見えなくもない
けど。
そう、絵はうまいよ。が、マンガとしてはすごくテンポが悪くて…。苦笑
一巻は読んでて足場が悪いというか。
なんでそこで大ゴマいれるだーッ!なんでそこでギャグをいれるだーッ!てなかんじで。
例えるなら京浜急行?運転荒っ!みたいな。
脚本と作画が違うから余計に不自然さは出てしまうよね。(ほったゆみ×小畑健も
かなり不自然さはあったもんね)
でも、CLAMPの凄いところは、その不自然さ、ひっかかり感が味になっちゃったとこ
だなーと思う。
普通に見るなら、あざとすぎて、してやったりすぎて、食傷気味になるところを
この人たちが描くと受け入れられる。CLAMPはもうそーゆうもんだと思って
見てるからかもしれないけど。必然か偶然か、4人で描くことで生まれた
独特のテンポが、ある種の人たち(私含め)にとって麻薬的効力をもたらして
しまったのです。

かなり説明くさい台詞が多いわりに、「なんで!?」っていう設定をしらーっと
説明なしに入れてるところも食傷気味にならずに済む要因かも。
この聖伝でいうと、同性愛(乾闥婆と蘇摩etc)がけっこう多いけど、
特に誰も疑問は持ってない様子。「20面相におねがい!!」では主人公の
お母さんが二人(そして双子)いるけどけっきょく流されてる。
そーゆうポイントがわりとおいしい。

聖伝というよりCLAMP語りになってしまった。あと20倍くらいは書けるけど
体力がもたないわ。ストーリーに関しては、読めばよかろうなのだーッ!byシュトロハイム

CLAMP全作品中もっともトーン使いが華麗な作品。4点!
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by nanako_6150 | 2006-10-10 22:30
木原敏江 「夢の碑(いしぶみ)シリーズ」文庫 全13+1 
古い時代に現れいつしか消えていった、「鬼」と呼ばれる
不思議な力を持った一族をテーマに描いた作品集。

これ、全くの短編やら1冊分の中篇やら3冊に渡る長編やら
いりまじってるから、感想かくのが難しいよ!
年代も、古くは70年代後半、新しいものだと90年代半ばまで、
約20年に渡って描いてるわけで、絵柄も1冊の中で激変。
ただ一貫して描かれているのは特異なるものの悲しさ、美しさ。
特に中世日本を舞台としたときの桜を用いた鬼の表現は
まさに美しくて儚くて、木原美の真骨頂ですとも!

一気に語るのは不可能ということで、各巻のサブタイトルとなっている
代表作品ごとに、ひとくちコメント+好き度を。一部チューボーですよ風。

・番外編 「大江山花伝」 ★★半
なぜか番外編から発売された不思議なシリーズ。
有名な茨木童子を主人公とした表題作もいいが、世阿弥の壮烈な半生を
描いた「夢幻花伝」がまじ切ないぞ。うまく能をからめてくるのもすてき。
あと、短編「花伝ツァ」のせいで(私を含めた)一部のお腐れ様の間で
「兄長(このかみ)」ブームが。

・1 「とりかえばや異聞」 ★★★(いただきました!)
戦国大名の兄に代わって戦った紫子(ゆかりこ)と、彼女を愛し助けた鬼の末裔・吹雪の物語。
譚の始まりとしていながら、実は終わりでもある。今まで死で終わってきた悲しい
鬼の恋を打開した記念すべき2人の物語。船乗り役として「まりしん」の鴨さんや麿が出演
しているのもおいしい。

・2 「青頭巾」 ★★半
私事ですが初めて読んだ木原作品。自己愛が過ぎて桜の魔物となった秋篠は
シリーズを通して鬼の負の部分として頻出。2巻にも登場。
ほか短編ではめずらしく洋物の「封印雅歌」が耽美(デカダン)。

・3~5 「鵺(ぬえ)」 ★★★(いただきました!)
最初の長編。江戸を舞台にした人情物の一面をもった暗黒絵巻。
主人公の美青年・篠夫さまが愛を求めるがゆえに、相手の気持ちが
すこしでも他に揺らぐと殺してしまう恐ろしい性癖の持ち主という設定。
最初の奥さんの可那枝が不細工だが賢いというキャラの見せ方に驚嘆。
江戸の粋を感じる髪結い床や常磐津などがたまらない。
このマンガのせいで江戸東京博物館に3回行った。

・6 「雪紅皇子(ゆきくれないのみこ)」 ★★
木原さんがよく描く南朝の隠れ里の物語。この頃(90年半ば)の絵は
目元口元の描き方とトーンの多様のせいで、特有の繊細さを感じなくなって
しまったのが残念。

・7 「ベルンシュタイン」 ★半
短編「ぎやまんハートブレイク」と「ダイヤモンド・ゴジラーン」(なんつー)が
おもしろい。後者はこのシリーズにいれていいのか多いに疑問だけど。

・8~10 「渕となりぬ」 ★★
「夢幻」につづいて猿楽の若者を主人公とした長編。芸に工夫をこらし成り上がっていく
ストーリーは面白いが、これも90年代半ばということで絵のほうの不満と、
少し同性愛が儚げでないところが気に食わない。最終巻の著者によるメイキングが
一番おもしろい。天才らしくちょっといっちゃってるぐあいがグー。ぷっつん。

・11~13 「風恋記」 ★★★(いただきました!ってしつこい!)
合わせて一対となる力を分け合った二人の数奇な運命の物語。「とりかえばや」の
吹雪と紫子が運命を断ち切った者であり、この二人が運命を受け入れた者として、
シリーズの最後を締めくくっている。この頃の絵は最高に麗しい。そして主人公のひとり
露近の、稚児の頃のあの髪型!眉横の姫カット!可愛すぎる!やばいっすねー。(私が)
最終巻の解説はなんとあの池田理代子大明神。出版社の遠足に一緒に行ったんだってさ。


ふう、なんとかレビューの体裁をとったぞ。この、マンガに対してにのみ働く
トンデモ記憶力が役に立った。
★評価はあくまでこのシリーズの中で見ればっていう相対的なものなので
やはりどれも面白いよ。

桜に特別な美を感じる日本人よ、これを読めばよりいっそう花見がしたくなるのだ!4.5点!!
でも死体は埋めないでっ!
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by nanako_6150 | 2006-09-26 04:09 |       か行 22件
荒川弘 「鋼の錬金術師」 1~14
これって知らない人いるのかな。マンガから始まり、アニメ、映画、ラジオ、CD
グッズ、etc…、スクウェアエニックスのメディアミックス大成功作品だもんね。

そんなこたどうでもいいか。とにかくこの人すごいなーと思う。
絵のうまさ、初期設定の緻密さ、キャラクターの立ち具合、どれをとっても
初連載とは思えないよ!例えばジャンプで岸本斉史のNRUTOとか和月信宏の
流浪人剣心とかも初連載ヒット作だけど、あれは描いてるうちにどんどん絵柄も
世界観も変わっていった気がする。それが面白かったりもするけど、話に一本筋の
通った作品としてはイマイチかと。
荒川さんはやはりラストまで考えた上で逆算して構成してんでしょうね。

ちなみに私は意外性もへったくれもなく、ロイ・マスタングが好きですから!
ホークアイ中尉に無能扱いされる彼がたまらない。
なんつーか、ハマリ要素のひとつとして、「不思議遊戯」でいう朱雀七星士(漢字合ってるか?)
とか、「フルーツバスケット」でいう十二支みたいに、『グループ萌え』みたいなものって
ありますよね。「あの中だったら誰が好きー」みたいの。「HUNTER×HUNTER」なら
幻影旅団ね。
その役目をこのマンガでは軍部が担っていると思うんだけど、荒川さんは特に
狙ってないっぽくてそれが良い。あざとさがない。ファンタジーなのにどこを読んでも
こっぱずかしさがない。

まだ完結には遠いと思う(願う)ので流動的ですが、好き度は5点!
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by nanako_6150 | 2006-04-05 23:59 | 作者名 あ行 25件